早速庭に出る。
時刻は午後4時半。
陽当たりの良い庭に日陰ができている。
日陰なら日焼け止めクリーム塗らなくていいかもしれない。
久しぶりに持つツルハシだ。
友よ、ヨイトマケの唄を歌おうではないか。
痒い。
まだ1分くらいしか外にいないのにすでに痒い。
どうやら蚊に刺されてしまったようだ。
そういえば軽装で出てしまった。
デニムはお約束のすそクルクルだしTシャツからは腕が出ている。
すそクルクルははずせない。流行の最先端だからだ。
なぜ長袖長ズボンに着替えないのだ。
面倒くさかったからだ。
これも神が与えた試練だと思い痒みを我慢してツルハシをにぎる。
心頭も滅却してみる。
だが日ごろの鍛錬が甘いせいか滅却できない。
無理だ。
もう我慢できない。
なんだかんだ10分くらいは草刈りした。
もういいや。
急いで部屋に戻る。
痒ぃぃぃぃぃぃ~~~と掻きむしる。
ムヒを探すが見つからない。
痒みを止めるには・・と早速ぐぐる。
酢を塗ってみろ!
塩を塗りこめ!
氷で冷やせ!
とあったのでやってみた。
でも酢も痒い。
塩も痒い。
氷(保冷剤)だけが痒みを忘れさせてくれる。
というか冷たすぎて痛い。
痒みを痛さに変えているだけなような気がする。
数えてみたら8か所も刺されていた。
蚊は皮膚を刺した後、唾液を麻酔薬として注入するらしい。
その唾液が痒いんだそうだ。
麻酔薬注入は約15秒で終わり、それからチウチウ吸い、吸い終わると唾液も回収して飛ぶのだそうだ。
だから蚊に刺されたら、じーっと見つめていて、フラフラと飛び立ってから、バチンと殺すのが一番痒くないらしい。
でも刺されているのをずっと見ていることなんてできない。
私はどっちかっていうとSなのだ。
アフター
10分しか刈れなかったのでこの程度。
明日からは重装備でがんばろう。
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