汚庭作業2日目。
枯れてしまったフェニックスの解体作業をしているのですが、なかなか大変です。
上の部分はつるはしでサクサクと壊れていくので簡単でしたが(乾いて腐っているため)、下の方にいくにつれ、内部がまだ腐り切っていないためつながっていて、これを切り離すのにかなり骨が折れます。
とりあえずここまで小さくした。
でも、これから根元に行くにつれ切断作業はかなり時間がかかるだろうし、腕も疲れすぎてその後腕が上がらないくらいキツイので、旦那に電話して
小さいのでいいから電動のこぎり買ってきて
と、頼んだ。
旦那が快く「うぃうぃ」と返事をしたので楽しみに待ってたら
節子、それのこぎりちゃう、はさみや
しかも電動であらず
のこぎりを買ってこいと頼んでるのに、なぜはさみを買ってくるのだろうか。
わが夫ながら、ぜんぜんわからない。
で、このフェニックスの解体作業をしていたら、いっぱい幼虫が出てきた。
※キモイので縮小してありますがクリックすると大きくなるのでご注意
数えたら、13匹ほど現れた・・・・・ԅ(¯﹃¯ԅ)
けっこう大きくて4~5㎝はある。
ヤシ類が枯れる原因
ヤシオオオサゾウムシ(椰子大長象虫)というクソ野郎がヤシの成長点に卵を産み付けるため
成虫はヤシ類の成長点付近を大顎で齧って穴を開け、長さ3mm、幅1mmほどの白いソーセージ形の卵を産む。一匹のメスの産卵数は200-300個ほどとみられる。
卵から孵化した幼虫は他のゾウムシと同様に脚がなく、太いイモムシ形をしている。
幼虫はヤシ類の成長点付近の組織を食べて成長するが、一つの株に多数の幼虫が食いこむと成長点が激しく食害されて植物体の成長が止まり、食害が進んだ葉柄が次々と折れ、やがて株そのものが枯死するに至る。
でもこのヤシオオオサゾウムシの幼虫は、パプアニューギニアのコロワイ族にとって貴重なタンパク源になり、クリームの様な食感のため好んで生食されるようだ。
生食。
好んで生食。
あえて生でいただく。
そしてクリーミィ。
クリーミィなのよあなた、グラタンにまざるマカロニのように。
あなたも好きでしょ?グラタン。
ねっとりと絡みつくような、あの舌ざわり。
火で炙ったり、蒸して食べられる場合もあるそうだけど、貴重なタンパク質が分解されてしまうので、あなたには生で食べるのがおススメよ♪♪
ああ、パプアニューギニアに生まれなくて良かった。
おかあさんありがとう
では、本日の汚庭作業にいってまいります!
コメント
またブログ再開されることを楽しみにしています。
ありがとうございます!(^^)!
がんばります!
はじめまして
みかんさんのブログに癒されハマってしまいました。
また記事やイラストUPされるのを楽しみにしてます。
ありがとうございます!
そろそろ庭も汚くなってきたので、また記事更新したいと思います(笑)
側面に点々の斑点模様があるので、ヤシオオオサゾウムシではなく、カブトムシかと。
>>しかしこの10年ほどで、グアムのヤシの木を取り巻く環境は大きく変化しました。2007年9月にグアムで初めてライノビートル(Rhino Beetle)という外来種の昆虫が発見され、それらがヤシの木を喰い荒し、枯れていったのです。
日本ではカブトムシは夏の昆虫の王様ですが、グアムでは害虫です。グアム農務省(Guam Department of Agriculture)を中心に、現在も至るところでライノビートルの駆除が行われています。
とあるので、同じカブトムシの種類かもしれませんね。日本のカブトムシもしっかりと斑点があって、でも頭は黒く、クワガワは斑点はほとんどないけど頭がこれと似てオレンジのような色です。日本で小型でオレンジの頭の幼虫で有名なのはコガネムシでこれはしっかりとではないけど斑点があります。でもカブトムシと大きさが全然違うので見分けられます。
まあ実際何の虫かわからないけれど、ヤシオオオサゾウムシではなさそうな気がしました。
ゆものに様 コメントありがとうございます。
ブログを長いこと放置していたのでコメントに気づくのが遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
カブトムシの幼虫だったんですか!びっくりです!
仰るとおり斑点がありますね。
カブトムシが害虫になるとは・・・(ꐦ°д°)
10年ほどカブトムシに呪いをかけたいと思います。