留守番に行く前に除草剤を少し撒いたんだけど、大雨が降ってしまったので、あまり効果がなかったようだ。
なので再度、スプレー式で撒き始める。
今度の除草剤はなぜか酸味が強く、浸かりすぎたたくあんのような匂いがする。
そしたら、すみっこのほうにたくあん色の何かが咲いていた。
クロッカスだろうか。
かわいい花ね。なんでこんなとこに咲いてるんだろ。
そういえば昔「りぼん」というコミックに「クロッカス咲いたら」という漫画があった。
タイトルだけは覚えているが中身をちっとも覚えていない。
でも、私にとってりぼんといえば「砂の城」で、私は今でも一条ゆかり作品群の中ではこれが最高傑作だと思っている。
好きすぎて好きすぎて、何度も読んだ。
愛蔵版で購入し、フランスにも持ってきた。
当時28歳の一条ゆかりが、これでもか、これでもかとしつこいくらい愛について描いている。
それぞれ登場人物の愛はみな真剣でいちずで、とくに報われない愛のミルフィちゃんがとてもせつない。
大好きな人に自分の愛を受け入れてもらえない。
どうがんばっても、自分を愛してはくれない。
それでもあきらめられない。苦しくて苦しくて辛い恋。
むしってもむしっても生えてくる草。
私もせつないよミルフィちゃん。
で、たくあんスプレーを調子づいて撒いてたら、鼻から吸い込んでしまったらしく、いつまでたっても匂いがとれない。
臭くてせつないよミルフィちゃん。
今度はちゃんとマスクするからね。
キョウチクトウの挿し木をしたら根がいっぱいでてきたので、今日やっと鉢植えに植えた。
来年の春には地植えにするから、スクスク育つのだよ。
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