食器棚にしまいっぱなしの我が家の銀食器,黒ずみがひどくて使う気になりません。
ここまで変色してしまうと、使えないですよね。
今回はおうちにあるもので簡単に黒ずみが落ちたので、レビューします。
銀食器の黒ずみを落とす方法
用意するもの
カトラリーが余裕で入るおなべ
塩:大さじ1
アルミホイル:15×15㎝くらい(適当でいいです)
手順
- おなべに水をいれて沸騰させる
- 沸騰したら、塩とアルミホイルと銀食器をいれ5~10分グツグツ煮る
- ざるにあけてとりだし、流水で流した後、やわらかいクロスで水分をふきとる
結果
ビフォー
アフター
しゅごい!
落ちているではないか!
完璧とは言えませんが、ぐつぐつ煮るだけでかなり落ちます。
ピカピカまぶしくて目がつぶれそう。
ここまで黒ずみが落ちました。
ちなみにお鍋に入れたアルミホイル(右側)は塩と化学反応を起こし、こんなふうに黒ずみを吸い取ってくれました。
落ちてない部分は傷とか、まあそういう類でしょう。
じつはこのカトラリー、お義母さんの嫁入り道具を引き継いだものなのでかなり古いものです。
フランスって先祖代々銀食器を受け継がせる風習がありますので、もしかしたらお義母さんのお母さん、おばあさんとかからのものかもしれません。
落ちてない黒い部分を漂白剤やクレンザーで落とすのは厳禁です。
傷も多少の変色も、長く使われてきたあかしです。
古き良きものを慈しみましょう(えらそう)
このほかに、シルバー磨き用の専用布や、シルバー専用の液体につける方法で黒ずみを取っていくやり方もありますが、時間もお金もかかるので、あまりおすすめできません。
汚いスプーンだからって捨てないで
おまいう!
私はあろうことか、この銀のスプーンを知らずに捨ててしまったことがあります。
私がヨメにきたとき、キッチンの引き出しにこのスプーンが何本かあって、こんなふうに黒く変色していたので、汚いスプーンだなあと捨ててしまいました。
無知とは恐ろしいものです(;’∀’)
銀食器の価値をまったく知らないクソバカだったんですね。
思い出すだけで悔しい、腹を切りたい
銀食器を変色(黒ずみ)から守る方法
変色させない方法は、とにかく空気に触れさせないことです。
使用した後は、食器用洗剤で軽く洗ったあと(食洗機はダメ)、水分をとって乾いたクロスにつつんでジップロックのようなもので空気をぬいて密閉します。
また、着古したTシャツなど、生地がやわらかいので銀食器を守れます。
専用の箱がある場合はいいですけど、ない場合は食器同士が重なると傷がつきやすくなるので、スプーンはスプーン同士、フォークはフォーク同士で包みます。
で、冷暗所で保管します(直射日光もダメ)
パエリヤと銀食器のおもてなし
先日、友人宅のパエリヤパーティに参加してきました。
直径1mくらいのパエリヤ鍋で作ってました。
これで50人前以上できるそうで、この後いろいろ魚介類とコメを入れるのをボーっとみてたら、写真撮るの忘れちゃった・・・。
私のお皿。
ものすごく美味しくておかわりしました!(だから太るんだよщ(゚Д゚щ)
このテーブルに並んでいたのはお皿はプラスチックだったけど、ナイフとフォーク、デザートスプーンは銀器だったので、それには感動しました。
銀食器でもてなされるというのは、じつはとても喜ばしいことなんです。
フランスはどこの家でもたいてい銀のカトラリーがあって、それは結婚するときにセットで買ったり、親から受け継いだりすることも多いです。
先祖代々受け継いでいく銀食器もあります。
こうした銀食器はクリスマスや大みそかや誕生日などの特別な日にセッティングされることが多いので、普段から使ってるおうちはあまり多くないと思います。
その銀食器が50人分あったので、それがスゴイ・・・。
銀食器って、テーブルにセットされたときの上品な光沢、手でもったときの重厚感、口あたりの良さ、なんかやっぱり普通のステンレスとちがうんですよね。
ちなみに日本で銀食器を手に入れるなら、ヤフオクがいちばん安いです😊
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