いつも我が家の汚庭ばかり見せて申し訳ないので、今日は友人のこれぞプロヴァンス!という庭を紹介しませう。
プール。
以前も書いたけど、南仏の一戸建てはプールを所有している家が多い。
日本ではプール付きの家というとたいそう金持ちのイメージだけどこちらでは中流家庭でも持てる。
私が住んでる市の航空写真を見ると、空からたくさんのプールが確認できるので、いいなあとよだれがダラダラたれる。
ブログに載せてもいい?って言ったら「うちなんかぜんぜんキレイじゃないのにいいの?」って照れていた。
プロヴァンスの庭というと、こういう大きな石を使って花壇を作ることが多い。
こういった岩はちょっと田舎に行けばどこにでもあるが、運ぶのが拷問と思われる。
拷問と言えば、昔、石抱(いしだき)という拷問があった。
ギザギザのとがったそろばんのような板に正座させられ、膝の上に大きな岩をのせていくという。
ああ、悪いことをしなくてよかった。
ポタジェ(家庭菜園)の中にかかし発見。
洋梨の木があった。
他にもザクロ、りんご、アプリコット、さくらんぼなどの木が植えてある。
無農薬なので虫がつきやすく、よく洗って虫をほじくりだして、ジャムをつくるんだそうだ。
裏庭は、オリーブ畑になっている。
オリーブの実は、だいたい11月ごろに収穫する。
毎年300kg前後とれるんだそうだ。
この収穫したオリーブをムーラン(moulin)と呼ばれる工場にもっていくと5キロで1Lのオリーブオイルと交換できる。
なので300Kgだと60Lのオリーブオイルと交換できる。
年によっては6Kgで1Lの年もあるそうだ。
手数料は1キロにつき80サンチーム(約100円)支払うので、結果、1Lのオリーブオイルを500円で買う・・ということになる。
このオリーブもぎはけっこう楽しいので、よく私も手伝いに行く。
今年はうちの庭のオリーブもけっこう実がついてたけど、背が高すぎてもげないので、やはり冬になったら剪定しなきゃならないね。
それも私がするのかなあ・・・。
あうあう!
コメント