PR

サザンクロスセンターと琴平神社に路線バスで行ってきた

島内を走るバスに乗って、サザンクロスセンターに行ってきました!

こちらにも書きましたが、島内を走るバスは、バス路線内(赤い線)ならどこでも停まってくれて、どこでも降ろしてくれます。(料金は一律200円)

バスを待ちながらのんびり歩く

ヨロン島バス路線地図

バスの時刻がわからなかったのですが(調べればすぐにわかるのに笑)、およそ40分で島を1周するとどこかで見たので、この赤い線上を歩いていればそのうちバスに出会えるだろうと思い、のんびりと歩き始めました。

道路は主要道路らしいのですが、めったに車が通りません。

通っても、農作業用の軽トラックで、歩いてる人や自転車の方もいません。

道に咲く花や蝶を眺めたり、民家やときどき見かける喫茶店(食堂っぽい?)を横目に、30分くらい歩きましたが、なぜかバスはやってきません。

さすがに心配になり、次に見つけたバス停の時刻表を見てみたら、朝と夕方は1時間に1本くらいの割合で運行しているようですが、それ以外は2~3時間に1本しかありません。

こちらにバスの時間のPDFがあります⇒ヨロン島バス時刻案内

私が歩き始めたのは午後2時くらいでしたが、3時半くらいにならないとバスが来ないことに、ここでやっと気づきました(;^ω^)

梅雨とはいえ南国のヨロン、気温は28度くらいはあったと思います。

でも、コンビニや喫茶店などがあまりないせいか、道路には自動販売機をよく見かけました。

自販機で買ったサンピン茶(沖縄地方のジャスミン茶)を飲みながら、ヒッチハイクでもしてみようかな・・・農作業のトラックのおじさんなら乗せてくれるかな~と想像しながらひたすら歩いていたら、やっとむこうからバスがやってくるのが見えました。

(バスというよりワゴンのような)

手をあげて停め、なんとか無事にバスにのることができました。

ドライバーさん
ドライバーさん

え~?ずっと歩いてきたの? まあそのまま歩いてればサザンクロスには着くけどね~あははw

いやーさすがに疲れました。もう歩けません・・・

帰りに、また乗るから、必ず待っててくださいね!と伝え、今度は帰りのバスの時間をしっかり確認しました!

サザンクロスセンター(与論資料館)

バス停より徒歩3分で行ける、与論のことがわかる資料館です。

  • 入館時間:9:00〜18:00(入館は17:30まで)
  • 入館料 :大人 400円/子供 200円(中学生以下)
  • 所要時間:30分~45分くらい

サザンクロスセンターから見える景色

建物の最上階は展望台になっていて、島全体を見渡すことができ、とても眺めが良いです。

晴れていれば、沖永良部島から沖縄本島まで、360度の大パノラマで海を見渡すことができます。

百合ヶ浜が現れていたら見えるかな~と探しましたが、やはりこの日は出現はしていませんでした。

サザンクロスセンターのパネル

与論の歴史・文化・自然・暮らし・芸能などのパネルや民具が展示されています。

森瑤子 写真

このサザンクロスセンターには、与論を愛した森瑤子さんの遺品や原稿などが寄贈されていて、森瑤子ファンの私は、少しでも森先生を感じたくて、ここを訪れました。

森瑤子 原稿

写りが悪いのですが、MORI YOKO のネーム入りの直筆原稿です。

どこかのエッセイの中に、愛用のモンブランでネーム入りの原稿用紙に字を埋めていく・・・と書いてありましたね。

森瑤子 遺品の帽子

ヨロンの別荘で愛用されていた麦わら帽子がありました。

帽子のくたびれた様子が、森瑤子さんが亡くなって25年の歳月が経ったことを感じられます。

最後まで終わりの美学を貫いた森先生の最期は、次女のマリアさんの「小さな貝殻」というエッセイで知ることができます。

サザンクロスセンターには、映画めがねで使用した自転車も展示されています。

琴平神社と与論城跡

琴平神社

サザンクロスセンター5階展望台から見えた琴平神社です。

小さなかわいい神社です。

石段を上がったところに祭殿があり、私はお守りを買いました。

また、サザンクロスセンターに隣接する長い石垣は、1405〜1416年の間に琉球北山王の三男王舅(オーシャン)によって築城されたといわれている与論城の跡地だそうです。

サザンクロスセンターとこの琴平神社は、1時間~1時間半くらいの時間があれば充分ゆっくりと見ることができます。

コメント